流川で宴会を！おすすめしたいのは「大衆居酒屋　十升（トオマス）」

広島電鉄「胡町駅」から、流川通りを平和大通りに向けて歩いて5分。すると、左側にひときわ大きな白い提灯が見えてきます。
お店の名前は「大衆居酒屋　十升（トオマス）」。広島の味は広島の食材から。ということで地産地消にこだわり、店主の心のこもった手作り料理が美味しい、私のお気に入りの居酒屋さんです。1人飲みから宴会利用まで幅広いシーンにおいて好評を博しています。

さて、仕事帰りに1人でふらっと立ち寄る時は、10席ほど並ぶカウンターに。まずは決まって「生牡蠣ポン酢」を注文。口の中に広がる磯の香りと濃厚な旨みは広島ならでは。
そして、県人なじみのおつまみ「がんす」。なんせ自家製。鮮度白身魚をすり身にして、野菜と隠し味でピリ辛の香味料を加え成形し、パン粉をまとわせて揚げています。サクサク、ふわふわで優しい舌触りです。
ちょっとおなかが満たされる頃合いを見計らって、ホルモンを揚げてから干した「せんじがら」も名物です。合わせるお酒は、もちろん広島の地酒。気さくな店主との会話も料理とお酒の魅力を引き立ててくれます。

会社の同僚と仕事帰りに飲む時には、4人がけのテーブル席へ。数ある短冊メニューの中から、店主おすすめのアラカルトメニューを肴に酒がすすみ、会話も盛り上がります。
どのメニューも広島出身の方には親しみのあるお料理ばかりですが、どれもこれも美味しく、どこかほっとさせてくれる味わいなんです。
聞けば「手作りのほっこりするお料理を味わえるお店」を目指しているんだそう。やっぱり作り手の想いがこめられたものは、美味しいはずですね！

遠方から訪ねてきた友人とともに利用した掘りごたつ式の座敷は、敷居で仕切られた半個室。周りを気にしないでいいように配慮されていて、居心地もよく非常に楽しめました。
おもてなしにと考えて宴会コースの中から「広島名物コース」を選択。郷土料理、ご当地グルメを余すところなく堪能でき、飲み放題までついていて大満足のひと時でした。友人も喜んでくれて、一安心。(´∀｀)

朝方まで営業しているのもうれしいですね。どんな時でも誰を連れてきても、店主の愛情が感じられる料理と明るく元気な接客でもてなししてくれる貴重なお店です。一見さんでも緊張することなく暖簾をくぐれるアットホームさと、リーズナブルな点もまた、おすすめできる理由に挙げられるでしょう。

今日は誰を誘って、何を頼もうか今から楽しみです。