日本とイタリアの融合。それが烏丸御池の「日本のイタリア料理屋 fudo」の魅力

仕事帰りの一杯に、ちょっとした記念日に私が足繁く通う店。それが「日本のイタリア料理屋 fudo（ふうど）」。京都市営地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池駅」1番出口より徒歩6分のところにあるイタリアンのお店です。

「日本で育ったイタリア料理」というのが「fudo」のモットー。イタリアンをベースに日本の食材を掛け合わせた、いわば日本のイタリアンを探求する新進気鋭のお店です。その想いは屋号にも込められており、日本語の「風土」から名付けたのだと言います。

メニューを考案する際に想定しているのは「日本がイタリアの影響を受けたら」ということ。京鴨や九条ネギといった京都ならではの食材を使用して、その土地の風土が感じられるイタリアンに仕上げます。

例えば「fudo」のスペシャリテとして知られる「八つ橋とフォアグラの西京みそ漬けテリーヌ」は、自家製の西京味噌につけたフォアグラをコンフィしたものを、ほのかな甘みが感じられる生八つ橋で包んだもの。フォアグラの濃厚さと八つ橋のニッキの香りのハーモニーは、日本とイタリアの融合という言葉が良く似合います。

用意するお酒にも同じ思いが込められています。メインとして用意されているのは日本産のワイン。店主自らがワイナリーに足を運んで厳選したものが並びます。そして日本酒、日本のクラフトジンなどが並びます。その土地で育った食材には、その土地で生まれたお酒が合うというもの。料理と併せて、日本で育ったイタリアンを楽しんでください。

そしておしゃれな店内も私のお気に入りの理由です。間接照明に照らされた店内は上品さと気軽さを兼ね備えた空間。店の中央にはオープンキッチンスタイルの11席のカウンター席が設けられ、調理の過程がダイレクトに伝わってきます。店主とかわす何気ない会話も料理の味を引き立たせるスパイスです。

店の奥には4名から8名で使えるテーブル席も用意されており、貸切も相談に乗ってくれるので、普段使いはもちろん、女子会や仲間内のパーティなどにも使えます。ぜひ、足を運んでみてください。

店名　日本のイタリア料理屋 fudo（フウド）

住所　〒604-0942　京都府京都市中京区御池大東町590 加納ビルB1F
アクセス
京都市営地下鉄東西線「京都市役所駅」3番出口より徒歩4分
京都市営地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池駅」1番出口より徒歩6分
営業時間　17:00～25:00（L.O.24:00）
定休日　火曜日/月1回不定休
TEL　075-253-6290